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わが胸の夕日は沈まず
嗚呼 慟哭のルソン戦 −鎌田初年兵物語−

創業者 故 鎌田 大吉 著

生ありて みくにに捧げし わが同志
栄に行く道 平和の日本

8月15日 終戦記念日にちなみ鎌田信号機(株)創業者 故 鎌田大吉の戦争体験手記「わが胸の夕日は沈まず」 をお届けします。
目次のページからご覧ください。(2006年8月7日)

目  次
第一話 
永すぎた初年兵
大阪弁を使って泣き笑い
第一章 内地編
第二話 
生涯の友との出会い
夢を忘れて・・・・・
第一章 内地編
第三話 
海行かば
忍の一字に勝つ
第二章 外地編
第四話 
南国での呑気なひととき・・・・・
初年兵はつーらいよ!
第二章 外地編
第五話
振り返っての尊い思い出
貴重品に「伏兵」が
班長殿お許し下さい。お陰さまで「余は満足であった」
第二章 外地編
第六話
サイゴンよさようなら
世界一を誇る「マニラ」の夕日を眺めて
第三章 決死編
第七話
甘党陣屋へ行くチャンス到来
まだまだ続く重要な?任務
ロスパにてある日の出来事『班長殿の虎の子の酒を撒く』
第三章 決死編
第八話
ナガ市の思い出
アンチポロの思い出
アンチポロよりマニラの大空を眺めて
第三章 決死編
第九話
当時重大なる情報によれば
運命の分かれ目で命拾い
わが勤兵団・戦線行動
第三章 決死編
第十話
歴史に残るバレテ死闘
餓死寸前のモロン
第三章 決死編
第十一話
行軍途中帯剣を紛失
行軍途中谷底の水を求めて
星の光を求めて幾百里
第三章 決死編
第十二話
夜行軍・さらに部隊は北進
在留邦人大挙して北へ北へと
第三章 決死編
第十三話
餓死か玉砕か?
米軍機による終戦のビラ散布
通信部隊全員による、戦没者慰霊祭
第三章 決死編
第十四話
三軒屋から下山
昭和20年9月14日
武装解除のとき
敗戦という汚名
収容所内の乞食同様の生活
第三章 決死編
第十五話
収容所に明るい情報が・・・・・
復員船内部の出来事
待望の祖国の港            終わり
第三章 決死編

この物語は鎌田信号機株式会社 創業者 故 鎌田大吉が平成7年に自費出版した戦争体験記「わが胸の夕日は沈まず」に基づいて掲載させていただきました。執筆については、当時の記憶や戦場での個人的体験を基に行いましたが、誤報の可能性や失礼な表現がある場合がございます。戦争中という特殊な状況下であった事につきご寛容いただきますようお願い申し上げます。
鎌田信号機株式会社
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